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高圧ガスパイプラインの
設計と現場監督の両方を経験
脱炭素のプロジェクトにも意欲

設計部門

資源・エネルギー事業部 設計・技術部 パイプライン設計室

#2017年入社

#都市・環境工学科卒業

#オフィスワーク

#チーム業務

PROFILEプロフィール

土木系の公務員を目指していた高専時代、2016年に発生した熊本地震によりライフラインが途絶えて人々が不便な暮らしをする様子を目にしたことがきっかけでインフラ業界を目指す。設計技術者として入社して高圧ガスパイプラインの設計に携わり、途中2年間は自ら設計したプロジェクトで現場監督を務める。社内でも少ない、設計と現場監督双方の経験がある女性技術者で、道路工事に必須の申請手続きにも精通。カーボンニュートラル実現に向けたブルー水素プロジェクト等の取り組みにも参画している。

CAREER

  • 入社

    新入社員研修

    設計職としての基礎知識を習得する研修を受講。

  • 1年目

    資源・エネルギー事業部 設計・技術部 パイプライン設計室に配属

    現在と同じ業務、主に高圧ガスのパイプライン設計を担当。

  • 6年目

    プロジェクト部に異動

    ジョブローテーションで異動。設計を担当した大規模プロジェクトの現場監督を務める。

  • 8年目

    資源・エネルギー事業部 設計・技術部 パイプライン設計室に異動

    もともと所属していた設計室に戻り、異動前と同じパイプラインの設計に携わる。並行して、脱炭素化を視野に入れたブルー水素やCCSのプロジェクトにも携わる。

  • 9年目

    現在

PERSONALITYパーソナリティ

SKILLSスキル

INTERVIEWインタビュー

  • 入社の決め手

    高専卒業生が多数活躍しているという安心感

    大分県にある高専に入学したのは、父のすすめもあり、将来は土木系の公務員になろうと考えていたからです。専攻したのは土木関連の都市・環境工学科で、授業の一環で高速道路やダムの見学にも行きました。転機となったのは2016年に発生した熊本地震です。熊本県を中心として電気、ガス、上水道、下水道、交通網などのライフラインがストップして、ニュースでも不自由な暮らしぶりが連日報道されました。そのことからガスや水道をつなぐパイプラインの重要性に気づき、ライフラインに関わる仕事がしたいと強く思うようになりました。インフラ業界を志すなかで大きかったのは、高専の卒業生が数多く日鉄P&Eに入社していることです。先輩たちが技術者として活躍しているという事実は、私にとって大きな安心感につながりましたね。入社して、実際に設計業務に携わるようになって、お客様や道路管理者とやり取りをするという図面を書くだけではない設計の仕事の幅広さを知りました。今はそこに面白さを感じています。

  • 現在の仕事内容

    ガスパイプラインの埋設ルートを設計

    パイプライン設計室で、主に工場間を結ぶ高圧のガスパイプラインの設計を担当しています。パイプのサイズはお客様が決定されることが多いため、私はそのサイズで安全性や機能性に問題がないかを検証して、パイプラインをどこに埋めるべきか最適なルートを策定して、お客様にご提案します。ルートが決まると、道路管理者への許可申請の助成を行うのも設計担当者の役割です。高圧ガスパイプラインの場合、道路の下に埋設することが多く、国道であれば国土交通省に、県や市の所有であればそれぞれの管理事務所へ、お客様といっしょに申請に伺います。その際には、施工方法の詳細や、埋設後のパイプラインの維持管理計画などについて確認されるため、納得していただけるように説明することが求められます。そのため、相手の立場になって考えることが重要になります。スムーズに仕事を進めるためにも、お客様や道路管理者がどのような情報を求めているのかを考察してから業務に取り組むようにしています。

  • これから挑戦したい事

    ブルー水素プロジェクトを詳細設計の段階に

    脱炭素化に貢献できる案件に、積極的に挑戦していきたいですね。日鉄P&Eでは現在、地熱蒸気生産設備のパイプラインエンジニアリングや、液化CO2を受入・貯蔵・出荷する設備一式を建設するなど(*)、SDGs達成に向けた事業を推進しています。私は以前からカーボンニュートラルに関わりたいと部内で手を挙げていて、その希望が叶って、今はすでにブルー水素のプロジェクトにおいて、水素や二酸化炭素の導管の計画に携わっています。ブルー水素は、お客様の工場で化石燃料を分離して水素を取り出して、その際に排出される二酸化炭素を地中に圧入することで、温室効果ガスの排出を抑制するというもので、クリーンな水素といわれています。2030年のパイプライン完成を目指して、2027年から工事を始める計画です。設計には段階によって、概念設計、基本設計、詳細設計に分かれています。現在はまだ計画段階の概念設計と基本設計で、2027年の工事開始を目指して計画設計をしている最中です。
    (*)2025年4月取材当時。当該のプラント事業は2025年10月1日をもって日鉄エンジニアリング㈱へ承継いたします。

  • 会社・仕事の魅力

    女性技術者が活躍中です!

    当社では以前は少数でしたが、近年は女性技術者が増えています。現場ではトイレや更衣室も配慮が行き届いていて、女性の現場監督が働きやすい環境になっていると感じます。元気で積極的にコミュニケーションを取る姿勢があれば、周囲はしっかりと話を聞いてくれます。インフラに興味があれば文系・理系、男性・女性に関わらず、ぜひチャレンジしていただきたいですね。

  • 一日の流れ

    自席での設計と外での申請業務を並行

    基本的には、朝から定時まで設計をしています。会議や打ち合わせが入ることもありますね。自席で設計をする以外に、設計している現場を確認するために現場踏査をしたり、国や都道府県の道路管理者に出向いて許可申請の助成をしています。ルートに国道や県道、市道が混在している場合はそれぞれで手続きが必要です。パイプラインの設計は、図面を引く作業と同じくらいの時間を、関係者と話すことに費やすことも少なくありません。その分、全線で工事許可が下りたときの安堵感は大きいですね。

    • 09:00

      出社

    • 09:30

      設計作業

    • 12:00

      昼食

    • 12:50

      設計作業

    • 18:00

      退勤

  • 休日の過ごし方

    同僚の誘いをきっかけにパンやお菓子づくりが趣味に

    パンやお菓子をつくることが好きですね。以前、同僚に誘われて料理教室のパンの体験コースに参加したところ、思いのほか楽しくてそのまま入会しました。基本的な作り方はマスターしたので、今ではアレンジを加えたオリジナルのパンやお菓子を作っています。休日は仕事のことは一切考えず、メールもチェックしないと決めています。それが、ワークライフバランスを保つために心がけていることですね。