管内自走検査ロボット Explorer

はじめに

導管は、敷設後、地震や地盤沈下などの地盤変動、他工事による建設機械の接触、船舶の投走錨(海底導管)などにより、変形を生じる可能性があります。そのため、当社ではピグ設備を必要としないPipetel Technologies An Intero Company社(以下:Intero社)が所有する管厚計測ロボット(Explorer)を用いて管厚を計測することにより、導管の健全性の評価およびメンテナンスに有用なデータを採取することができます。

 

Explorerの装置概要

ピグ設備を必要とせず、活管分岐によるロボットの挿入口、出口を設置することで、ロボットによる検査が可能です。

 

Explorerの適用可能口径と検査条件仕様

 

 

Explorerの特長

 

Explorer緒元および標準検査精度

 

※1 一度のバッテリー充填時の検査可能距離は1000mですが、オンラインでの充填が可能です。
※2 検査時の速度は、直線をベースにしており、曲り部や口径の縮減部におけるスピードは減速されます
※3 記載の検査時最大圧力はIntero社推奨値であり、適用時には、別途Intero社への確認が必要となります

 

Explorerによる検査結果の出力例