日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社

SUSTAINABILITYサステナビリティ

#01 DECLARATION 健康経営宣言

日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社の企業理念「資源と人をつなぐ」には、日々の生活に不可欠なエネルギー資源や水資源を、社会に暮らす人々やお客様企業へ供給する社会インフラの設計・建設や更生を通じ、暮らしやすく安心安全な社会の実現に貢献したいという思いが込められています。

この企業理念に込めたこの思いを実現していく最大の原動力は、思いを共にし、様々な経験により培われた技術・ノウハウや業務スキルを持つ“人財”です。当社に働く“人財”一人ひとりがそれぞれの能力やスキルを最大限に活かし、達成感や成長実感を得ながら生き生きと働くことができるよう、健康で長く働き続けることができる職場とすることを最重要事項の一つとして捉え、健康経営の推進に取組んでおります。

当社の事業は、社員だけでなく、ご家族をはじめ各種協力会社の皆様など周囲の方々によって支えられています。私自身も社長として心身の健康維持に率先して努めることはもとより、経営陣と社員が力を合わせ、関係する全ての皆様の心身の健康維持・増進と安心安全で働きやすい職場の実現につながるよう、目標と施策を定め健康経営を推進してまいります。

2025年度 目標と施策

  1. 健康診断・ストレスチェック等の活用
    • ① 健康診断で要検査・要医療とされた場合の受診勧奨の徹底
    • ② 婦人科検診(子宮頸がん検診・乳がん検診)の実施
    • ③ ストレスチェック、パルスサーベイの活用によるメンタル不調者への早期対応
  2. 生活習慣の改善
    • ・若年層の生活習慣病対策
  3. 3大疾病リスク(脳心疾患、がん、メンタル不調)の早期発見と予防対策の体系的実施
    • ①脳・心疾患
      • ・血圧、血糖の就業制限基準値を設定
      • ・長時間労働の是正
      • ・運動習慣の定着
      • ・特定保健指導率の向上
    • ②がん
      • ・胃がん検診(胃レントゲン・胃カメラ)受診率の向上
      • ・大腸がん検診(便潜血)の受診率の向上
      • ・肺がん等各種がんの原因となる喫煙率の低下に向けた取り組み
    • ③メンタル疾患
      • ・メンタルヘルスラインケア/セルフケアセミナー、社長メッセージ
      • ・ストレスチェック結果の早期展開による対応の早期化
日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社 代表取締役社長鈴木 隆

#02 INDEX 健康経営の指標

表:健康経営の指標
  • *1 傷病理由による年度内における連続1カ月以上の欠務者人数(低減をはかる)
  • *2 SPQ (東大1項目版)を用いた従業員アンケート調査を実施による。(向上をめざす)
  • *3 ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度短縮版3項目(熱意、やりがい、没頭)
    アンケートによる個人評価平均点(4点満点、向上をはかる)

#03 IMPROVEMENT PLAN 健康経営優良法人の申請等を通じた課題認識

課題

  1. ①健康診断・ストレスチェック結果の活用が不十分
  2. ②生活習慣の改善が必要

対策

  1. ①状況確認の上、対策の立案と実行へ
  2. ②施策実行による3大疾病リスクの予防へ
表:健康経営優良法人の申請等を通じた課題認識

#04 PRIORITY ISSUES 健康経営推進上の課題と対策

①健康診断で要検査・要医療とされた場合の受診勧奨の徹底

【課題】

検査・受診が必要と判断されているのに、医療機関にかかっていない惧れ、早期発見、早期治療につながらない惧れがある。

【今後の対応】
  • ・職制宛通知等を通じて、上司に受診・治療状況につき情報提供、安全配慮および業務調整に反映→社員の受診時間やセルフケアの時間を確保
  • ・健診結果の速やかな配布、受診勧奨の効率化、受診報告の簡素化
    →社員の適時の受診へ
    →2025年度目標:精密検査受診率/医療機関受診率 100%

②婦人科検診(子宮頸がん検診・乳がん検診)の促進

【課題】

婦人科検診については、機会(休日の受診が困難)、費用に対する負担感もあり、なかなか受診につながらず、早期発見できない惧れがある。

【今後の対応】

機会や費用についての負担感を軽減することで、早期発見のための受診を促す取組みを行う。
<大崎地区>大崎センタービルに検診車を手配【2025年10月22日㈬、23日㈭】
<その他の地区>エフケア休暇の利用・健保施策の利用促進・自己負担金部分を会社負担とする(インフルエンザ補助金と同じ形式)
→2025年度目標:受診率100%

③若年層の生活習慣病対策

【現状】

当社の特徴的な働き方として、現場勤務や夜間勤務があり、生活習慣病との関連が深い。
生活習慣病の発症が若年化・重症化している傾向がある。

【課題】

40歳未満は、特定保健指導(生活習慣病予備軍への指導)の対象外であるため、40歳未満の社員に対し、生活習慣病の発症・重症化予防の指導が不足。

【今後の対応】

40歳未満で、(BMIまたは腹囲陽性)かつ(血圧または血糖陽性または脂質陽性)の社員を対象に取組む。
→2025年度目標:上記対象者の保健指導率100%

#05 PROMOTION ACTIVITY 2025年度健康推進活動(全体観)

健康経営認定から見える課題を健康増進施策の強化につなげ、労働損失の最小化を推進する。
具体的には、3大疾病リスクの早期発見と予防対策の体系的実施により、健康増進の強化を図る。

表:2025年度健康推進活動-脳・心疾患
  • *1 メタボリックシンドローム検診(生活習慣病検診):40歳以上(毎年) 定期健康診断に組込み。
  • *2 健診結果によりメタボリックシンドロームと判定された対象者へ生活習慣改善プログラム。
     保健師・管理栄養士と面談の上、サポートを受け実施。2022年度より、健保組合より委託の(株)フィッツプラスが対応。
表:2025年度健康推進活動-がん
    *3 胃がん検診:40歳以上、毎年(任意)
    *4 大腸がん検診:雇入時および40歳以上、毎年(任意)
表:2025年度健康推進活動-メンタル疾患
  • *5 休業日数:所定労働日10日(土日含む2週間)以上休業した日数をカウント(有給休暇・WLB休暇含む)

#06 SCHEDULE 年間スケジュール

表:年間スケジュール

#07 STRATEGY MAP 健康経営戦略マップ

表:健康経営戦略マップ

#08 ORGANIZATION 体制表

表:体制表

#09 INITIATIVE 取組み施策状況

表:取組み施策状況
  1. トップ
  2. サステナビリティ
  3. 健康経営と健康推進活動について
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