埋設鋼管塗覆装損傷検査 ハイパーコーディンス®

【ハイパーコーディンス®《Hyper Coating Defect Inspection System》】

はじめに

埋設鋼管の防食管理として健全な塗覆装を維持することが第一であり、埋設後他工事による損傷部や経年劣化部を検出し補修することが保守管理・エネルギー安定供給の面で極めて重要です。
本システムは塗覆装損傷部を効率的に高精度で検出できる画期的なもので予防保全いわゆる“導管の健康診断”を行うものです。

 

原理

原理的には電位法を用い、埋設鋼管と接地極との間に信号電圧を印加し損傷部を中心に発生した地表面における電位を受信装置内に内蔵した参照信号を用いた位相検波法により信号処理し、電位差と位相変化から損傷位置を検出します。

検査方法

検査手順

標準検査体制

①誘導員A
②散水者
③現場代理人
④技師
⑤誘導員B
⑥運転工A
⑦運転工B
⑧監視員A
⑨監視員B

特長

 

性能

検査能率:PLP3km/日・瀝青系1km/日(塗覆装状態、埋設環境、交通状況等によります)
最小検知能力:PLP:0.1cm2、瀝青系:1cm2
検出位置誤差:およそ±50cm以内
検査可能深さ:およそ7mまで
調査範囲外部:露出配管部、シールド配管部、水路下配管、鋼製鞘管内部(大きな損傷は検出可能ですが位置の特定は困難です)


施工実績

2016年末で約5,200kmの検査実績あり、詳細はお問い合わせ下さい。

お問い合わせはこちら